全優石デザインコンテスト【特別賞】【入賞】受賞しました!
サッカー少年だった息子のためにサッカースタジアムのようなお墓
群馬県 橋本様
【エピソード】
18歳で亡くなった息子は、サッカーを心から愛していました。
9歳の時に急性脳炎になり、その後遺症で9年間発作に苦しめられました。
危険を伴うため、運動は控えた方が良いのではないかと伝えたこともありましたが、「サッカーをやめるくらいなら死んだ方がいい」と
キッパリ言った息子の言葉を尊重し、亡くなるまで大好きなサッカーやフットサルを大切な仲間と続けていました。
息子のお墓を建てると考えた時には、サッカーしか思い浮かばず石材店さんの力を借りてデザインを考えました。
サッカーコートにスタジアム、息子が初めて買った星型模様のサッカーボール。
墓石には、息子の字で書かれた「キセキ」の文字を刻んでいただき、息子が描いた虹も丁寧に再現してもらいました。「キセキ」には様々な意味があります。
奇跡が起こる、今や結婚式の定番歌となっているGReeeeN の「キセキ」など……。
私たち夫婦が作りたかったイメージ通りのお墓を作っていただき感謝しています。
天国の息子も、大変喜んでいると思います。
息子がいつまでも楽しくサッカーを続けていけるよう、このお墓をいつまでもきれいに保ち続けたいと思っています。
いつかまた、息子に会えるキセキを信じて。
夭折した息子に、この世の「卒業証書」を贈る。ワンランク上のあの世で活躍を
群馬県 吉井様
【エピソード】
47歳と若く先に逝ってしまった息子の為に、いつまでも家族が一緒にいられるように…そんな想いを込めて、この世にひとつ、私達だけの住処をつくりたいと思いました。
私は、木材を扱う職人として働いて数十年。
お墓も建てたら完成ではなく、数年、数十年後の未来を想像して建てるものだと職人として思っています。
「国産の石」もこだわりですが、「人が手をくわえていない、ありのままの形を活かしたい」…という想いがあり、自然石を使いたいと思いました。
そこで、石材店さんが見せてくれた石、恵那錆石に、
「これしかない!」と一目惚れし、イメージが一気に進みました。
少し変わった存在だった息子を讃え、石塔正面には「卒業証書」と刻み、
この世の中を卒業し、新たな世界で活躍して貰いたい…という想いを込めました。
また、お墓の右下には、「いつも一緒。」という文字を刻み、
お花も供えられる形にしました。
自然石ならではの、年を追うごとに出るコケや汚れの味わいも、楽しみで仕方がないです。
工事についてもこだわりがありましたが、石材店さんの基礎工事から、字彫り、建て込みまでには惚れ惚れしました。細かなところまで注意し、「ただ建てるわけではない」という想いを感じました。家族一同、本当に感謝しています。
今、毎日お墓に足を運んでお線香をあげています。
決して欠かしたことはありません。
先立った息子から言葉で返って来る事はありませんが、思いは通じている気がしています。
そんなお墓を建てられて本当に良かったと感じています。これからも「世界で1つのお墓」を、家族みんなで大切にしていきたい。
いつまでも家族が一緒にいられるように…。